【開発記録 #4】2層構造に改良|足の裏が痛い・・・。息子の一言

https://youtube.com/shorts/-NRt6vSSnuA

カバーは、これまで何度も内部構造を見直してきました。

前回は、3Dハニカム構造からジャイロイド構造へ変更しました。

目的は、軽量化と耐久性の両立です。

ジャイロイドは3Dハニカムよりも細かい構造にできるため、履き心地が自然になりやすく、重量も抑えられると考えました。

しかし、そのままでは線が細く耐久性に不安があったため、線を太くし、代わりに密度を下げて軽量化する仕様を試作しました。


実際に走ってみると…

毎朝のランニングで実際に使用し、息子にも履いてもらいました。

すると、予想外の感想が返ってきました。

「足の裏が少し痛い。」

軽量化によって線は太くなりましたが、密度を下げたことで網目が大きくなり、足裏ではその凹凸を感じやすくなっていたようです。

CAD画面だけでは気付けない部分であり、実際に履いてもらうことで初めて分かった改善点でした。


新しい構造を試作

そこで今回は、カバー全体を同じ密度にするのではなく、場所ごとに密度を変える方法を試しています。

現在の設定は、

  • 上面(足裏側):ジャイロイド 25%
  • 底面(地面側):ジャイロイド 15%

です。

足裏側は密度を高くして網目を細かくし、凹凸を感じにくくしました。

一方で、地面側は密度を下げることで軽量化し、線を太くすることで耐久性も確保できないか検証しています。


毎日少しずつ完成へ

この裸足カバーは、一度設計して終わりではありません。

実際に履いて、走って、改善する。

その繰り返しで、少しずつ理想の形へ近づけています。

今回の構造が、軽量性・履き心地・耐久性のバランスをどこまで改善できるのか。

これから毎日のランニングで検証を続け、結果も開発記録として公開していきます。


現在のベスト構成(2026年7月)

  • インフィル:ジャイロイド
  • 上面(足裏側):25%
  • 底面(地面側):15%
  • 実走テスト継続中

開発メモ

今回あらためて感じたのは、「軽さ」と「履き心地」は必ずしも同じ方向ではないということです。

軽量化だけを追求すると、足裏の感覚が変わることがあります。逆に、履き心地だけを重視すると重量が増えてしまいます。

そのため、カバー全体を同じ構造にするのではなく、役割に応じて内部構造を変えるという考え方にたどり着きました。

これからも実際に使いながら最適なバランスを探し、より快適で長く使える裸足カバーを目指して開発を続けていきます。

uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)とは

サンダルでも靴でもない、裸足の感覚を残しながら足裏を保護する、一人ひとりの足に合わせたオーダーメイドの裸足のカバーです。

日々の試作やランニングテストを繰り返しながら、より快適で長く使える構造を目指して開発を続けています。

これからも、日々の開発記録やランニングテストの様子を公開していきます。

※この記事は、uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)の開発記録として公開しています。

【開発記録 #3】息子と朝ラン|線の太さ、重量と耐久性

息子と朝のランニングを行い、走行後に底面の状態を確認しました。

前回は、3Dハニカム構造の方がほつれが少ないという結果から、耐久性が高い可能性があると考えていました。

その後も使用を続けたところ、3Dハニカム構造にも少しずつほつれが見られるようになりました。

そこで今回は、構造だけではなく「線の太さ」と「線の向き」にも着目し、新たな中空構造を試作しました。

新しいジャイロイド構造について

今回採用したジャイロイド構造は、これまでよりも線幅を太くしています。

また、線は進行方向に沿うような波状の形になっています。

一方、3Dハニカム構造は、斜め方向の波状の線が交差する構造になっています。

この違いによって、地面との摩擦を受けたときの力のかかり方にも違いが生まれるのではないかと考えています。

線幅を太くしたジャイロイド構造であれば、耐久性を高めながら、線の向きによる負荷の分散も期待できるため、3Dハニカム構造よりもほつれが少なくなる可能性があります。

まだ仮説の段階ですが、今後のランニングを通して継続的に検証していきます。

なぜこの構造にしたのか

これまでの検証では、

  • ジャイロイド構造は軽量性に優れている
  • 3Dハニカム構造は耐久性に優れている可能性がある

という結果が見えてきました。

今回は、その両方の長所を取り入れることを目標にしています。

ジャイロイド構造の軽さを維持しながら、線幅を太くすることで耐久性を向上させ、さらに線の向きを見直すことで、より長く使用できる構造を目指しています。

今日分かったこと

  • 3Dハニカム構造にも少しずつほつれが見られるようになった
  • 構造だけではなく、線幅や線の向きも耐久性に影響している可能性がある
  • 線幅を太くしたジャイロイド構造で新たな検証を開始した

uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)とは

サンダルでも靴でもない、裸足の感覚を残しながら足裏を保護する、一人ひとりの足に合わせたオーダーメイドの裸足のカバーです。

日々の試作やランニングテストを繰り返しながら、より快適で長く使える構造を目指して開発を続けています。

これからも、日々の開発記録やランニングテストの様子を公開していきます。

※この記事は、uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)の開発記録として公開しています。

【開発記録 #2】息子と朝ラン|底面のほつれ、中空構造の比較

朝のランニングと底面の状態を確認しました

今日は、息子と朝のランニングを行い、走行後に底面の状態を確認しました。

息子が使用している裸足のカバーには、ほつれが見られました。

一方で、私が使用しているものは、使用時間や走行距離が長いにもかかわらず、ほつれは少ない状態でした。

今回は、その違いについて考えてみました。

中空構造の違いについて

現在、息子が使用しているものは「ジャイロイド構造」、私が使用しているものは「3Dハニカム構造」を採用しています。

今回の結果を見ると、この中空構造の違いが影響している可能性があります。

ジャイロイド構造は、滑らかな曲線で構成されており、軽量で柔軟性がある一方、地面との摩擦が繰り返されることで、一部にほつれが発生しやすいのかもしれません。

一方、3Dハニカム構造は、比較的太い線で構成されているため、摩耗が分散され、ほつれが少なくなっている可能性があります。

まだ検証回数が少ないため断定はできませんが、今後も継続して比較していきます。

なぜこの構造にしたのか

現在、2種類の中空構造を比較しながら検証しています。

ジャイロイド構造は、軽量性を重視して採用しています。

滑らかな曲線で構成されているため、重量を抑えながら柔軟性も確保しやすいことが特徴です。

一方、3Dハニカム構造は、耐久性を重視して採用しています。

比較的太い線で構成されているため、地面との摩擦による負荷が分散されやすく、長期間の使用にも向いているのではないかと考えています。

今回の検証では、ジャイロイド構造に一部ほつれが見られ、3Dハニカム構造の方がほつれが少ない結果となりました。

まだ検証回数は少ないため断定はできませんが、今後もランニングを重ねながら、それぞれの特徴を確認していきます。

今日分かったこと

  • 息子の底面には、ほつれが見られた
  • 私の方は走行距離が長いにもかかわらず、ほつれは少なかった
  • ジャイロイド構造と3Dハニカム構造の違いが影響している可能性がある

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サンダルでも靴でもない、裸足の感覚を残しながら足裏を保護する、一人ひとりの足に合わせたオーダーメイドの裸足のカバーです。

日々の試作やランニングテストを繰り返しながら、より快適な履き心地を目指して開発を続けています。

これからも、日々の開発記録やランニングテストの様子を公開していきます。

※この記事は、uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)の開発記録として公開しています。

【開発記録 #1】息子と朝ラン|裸足のカバーで5回目のラン

朝のランニングを行いました

今日は、息子と朝のランニングを行いました。

息子が、この裸足のカバーで走るのは5回目です。

毎朝のランニングを通して、実際の使用感や改善点を確認しています。

今回は、

  • 違和感なく走れる
  • 通常のサンダルと比べて、パタパタ音が少ない

という感想がありました。

パタパタ音が少ない理由について

一般的なサンダルは、地面に接する部分が平らな一枚の面でできているものが多く、歩いたり走ったりすると、足とサンダルが離れてパタパタと音が出ることがあります。

一方、uekawa barefoot coverは、向こう側が透けて見えるような無数の穴が開いた構造になっています。

例えば、机を叩くときも、穴のない平らな板を叩くと音が響きますが、無数の穴が開いた面を叩くと、音は響きにくくなります。

これは、空気が抜ける場所が多く、振動が一箇所に集中しにくいためではないかと考えています。

同じように、uekawa barefoot cover(も、一般的なサンダルと比べてパタパタ音が小さくなっているのではないかと考えています。

まだ検証途中ではありますが、今後も継続して確認していきます。

今日分かったこと

  • 通常のサンダルよりパタパタ音が小さい
  • 違和感なく走れている
  • 継続して検証する価値がある

uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)とは

サンダルでも靴でもない、裸足の感覚を残しながら足裏を保護する、一人ひとりの足に合わせたオーダーメイドの裸足のカバーです。

日々の試作やランニングテストを繰り返しながら、より快適な履き心地を目指して開発を続けています。

これからも、日々の開発記録やランニングテストの様子を公開していきます。

【Born to Runから考える】人はなぜ走れるのか?タラウマラ族とuekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)の発想

「足って、本当はもっと自由に使えるはずなのに。」

そう思うきっかけになった本があります。『Born to Run(ボーン・トゥ・ラン)』です。

この本は単なるランニング本ではなく、足・身体・文化・進化を一本の物語として描いています。そして読み終えたあと、私は「足の解放感」を“感覚”ではなく機能として考えるようになりました。


著者は「足に問題を抱えるランナー」だった

著者クリストファー・マクドゥーガルは、自身がケガに悩むランナーでした。

  • 走ると痛みが出る
  • 治しても再発する
  • なぜ自分の足は弱いのか分からない

その疑問の先にあったのが、メキシコの銅山渓谷に暮らすタラウマラ(ララムリ)族でした。


タラウマラ族とワラーチという発想

ララムリの人々は、薄い手作りサンダル「ワラーチ」で長距離を走る民族として知られています。

ワラーチの特徴

  • 廃タイヤを切り取ったソール
  • 足指が自由に動く
  • 必要最小限の保護

彼らの走りは、足を「守ること」よりも「使うこと」を優先しているように見えます。


人は“走るために”進化した?

本では、人間が長距離走に適した身体構造を持っているという研究も紹介されます。

  • 頭を安定させる仕組み
  • 発汗による体温調節能力
  • アーチ構造による衝撃吸収

速さではなく、持久性に優れた身体。それが人間の特徴です。


そこから生まれたuekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)

『Born to Run』が教えてくれたのは、「裸足が正しい」という極論ではありません。

  • 足は本来、感じる器官である
  • 守りすぎると機能は眠る
  • 自由と保護のバランスが重要

その“ちょうどいい保護”を、現代のアスファルト環境で実現したい。

それがuekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)の発想です。


薄いことが目的ではない

目指しているのは、極端な薄さではなく、足が働ける余白を残すことです。

  • 足指が動く
  • 地面の情報が伝わる
  • でも日常生活で困らない

ワラーチの思想を、現代の生活で続けられる形へ。

それがuekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)です。


まとめ

『Born to Run』は、足を「消耗品」ではなく、「育つ器官」として見直させてくれる本でした。

足を信じ直す。その小さなきっかけとして、
uekawa barefoot cover(ウエカワ ベアフットカバー)が存在しています。

手と足の開放感とその機能

ベアフットカバーを履くようになってから、私が強く感じているのは「足が本来持つ感覚が戻ってくる開放感」です。その感覚をより伝えるために、まずは“手”で例えてみます。


現代人の足は、常に“鍋つかみ”を付けているような状態

もし私たちが日常生活のほとんどを、次のような状態で過ごしていたらどうでしょうか。

  • 一年中、分厚い手袋をつけ
  • さらにその上からゴムと布でできた鍋つかみをはめ
  • 家の中以外では常にその状態で過ごす

そんな生活が続けば、手指の感覚も機能も確実に衰えますよね。そして何より、とても窮屈で不自由に感じるはずです。

実は、現代の私たちの「足」はまさにそのような環境に置かれています。厚いソールやクッションにより、本来の足指の動きや地面の感覚が失われてしまっているのです。

私がベアフットカバーで感じている開放感は、まさにその窮屈さから解放されたものです。


一年中ベアフットカバーで過ごすという選択

私は一年を通して、素足でベアフットカバーを履いています。

冬になると、周囲の人から「寒くないんですか?」と不思議そうに見られることもあります。もちろん寒さを感じる瞬間はありますが、それ以上に「足が自由になる気持ちよさ」が勝ります。

そんなとき、心の中では、

  • 「近所だから靴を履くのが面倒で、このまま出てきたんじゃないかな」
  • 「家と車の移動だけだから裸足なんだろうな」

そんなふうに思ってくれているのかな、と期待しつつ(笑)、他人の視線を気にせず楽しんでいます。


靴の歴史は意外と浅く、まだ100年ほど

今では当たり前のように履いているスニーカーですが、普及し始めたのは1800年代後半〜1900年代前半。つまり、私たちが現在のような靴を履くようになってまだ100年ほどしか経っていません。

人類の長い歴史(数万年以上)と比較すると、むしろ現代の「靴で足を固定する文化」のほうが特異だと言えます。

以前の記事でも書きましたが、アスファルトの普及やクッション性の高い靴によって、次のようなトラブルが増えているとも指摘されています。

  • 外反母趾
  • 偏平足
  • 足底筋膜炎
  • 足指の筋力低下
  • 足のアーチの崩れ

これらは、足本来の動きが制限されることで起こりやすくなる、現代特有の問題です。


まずは一度、この「開放感」を味わってみてください

ベアフットカバーは、ただ“裸足っぽい”というだけではありません。足指が自由に動き、地面のわずかな変化を感じ取れ、身体全体のバランスまで自然と整っていく感覚があります。

もし今あなたの足が、
「分厚い鍋つかみを一年中はめている手」のような状態だとしたら──。
一度この開放感を体験してみてほしいと思います。

足がほどけていくような心地よさは、きっと新しい発見になるはずです。

uekawa barefoot cover

本来の足を取り戻す- uekawa barefoot coverの科学的メリット

 

1. 足は「自然地面」で進化した──進化学の視点

人間の足は 400 万年以上、土・草・砂の上を裸足で歩くために進化してきました。

  • 足指が自由に広がり、地面をつかむ
  • 足裏の筋肉が衝撃を吸収
  • アーチ構造(縦・横アーチ)が歩行を安定させる

これは、現代のような硬いアスファルトを歩くための構造ではありません。

■ 出典

  • Lieberman DE(Harvard University)「The Evolution of the Human Head / Barefoot Running studies」
  • Pontzer H「Evolution of Human Locomotion」

2. アスファルト × 近代靴が生んだ「現代の足トラブル」

アスファルトは人類史で最も硬く平坦な地面であり、足の構造に大きな負担を与えます。

さらに現代の靴は、つま先が狭く、厚底で、足指を閉じ込める構造が多いため、足の本来の働きが弱まります。

その結果、足病学では以下の症状が急増したと報告されています:

  • 外反母趾
  • 扁平足・開張足
  • 浮き指
  • O脚・X脚
  • 足底筋膜炎
  • 膝痛・腰痛

■ 出典

  • American Podiatric Medical Association(APMA)
  • Nigg BM「Biomechanics of Running and Footwear」
  • Root ML「Normal and Abnormal Function of the Foot」

3. 裸足民族との比較:外反母趾が“ほぼ存在しない”理由

アフリカ・オセアニア・中米の裸足文化の民族を調査した研究では、以下が明らかになっています:

  • 外反母趾はほぼ 0%
  • 足指が自然に広がっている
  • アーチが強く崩れにくい
  • 歩行が安定している

この違いは、「自然地面 × 裸足」と「人工地面 × 靴」という環境差によるものです。

■ 出典

  • Hoffmann P(1905)「Comparative Study of the Feet of Barefooted and Shoe-Wearing Peoples」
  • Zipfel B「The Foot of Habitually Barefoot Populations」

4. uekawa barefoot coverの健康的メリット(足病学の視点)

✔ 1. 足指が自由に動く(外反母趾の予防)

足指を締め付けないため、横アーチ(トランスバースアーチ)が自然に働き、外反母趾・開張足を根本から抑えます。

✔ 2. 足裏の筋肉が働く(歩行の安定化)

薄いソールは足裏のセンサー(固有受容器)を活性化し、足の筋力が働くようになります。

✔ 3. アスファルトでも“本来の歩き方”ができる

厚底に頼らず、アーチと筋肉で衝撃を吸収するため、過回内(足首の倒れ込み)が改善しやすくなります。

✔ 4. 個別足形にフィット(唯一無二のソール)

足長・足幅・指の角度まで個別に最適化できることで、既製品にない自然な履き心地を実現します。

✔ 5. 姿勢・膝・骨盤への良い影響

足は身体の土台。足が整うことで、キネティックチェーン(運動連鎖)が正常に働き、全身の姿勢が整います。


5. まとめ

  • 古代・裸足民族:自然地面 × 指が自由 → 足の病気はほぼなし
  • 現代:アスファルト × 指を閉じ込める靴 → 足トラブルが急増
  • uekawa barefoot cover:古代の「自然な足の使い方」を現代に再現
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